「いま、目の前のことに集中できていますか?」
昨日の食事会のことを思い出したり、
明日の予定を気にしたり、
なんとなくスマホを手に取って、心ここにあらず――。
気づけば私たちの心は、過去や未来へと飛び回っています。
これって、自分を生きていないような…
過去にも未来にも そこに 「自分は、いません。」まるで自分が自分から離れてしまったような状態。
これが、マインドレス(mindless)
では、離れてしまった状態から本来の自分に戻るには、
他者や外部環境に邪魔されない、自分を自分でいっぱいにする。
マインドフルネス(mindfulness)に戻るにはどうしたら?
マインドフルネスとは「過去や未来にとらわれず、いまこの瞬間に意識を向けること」
外に向かってさまよう心を、本来の自分に戻し、自分自身を“いま”で満たすことです。
とはいえ、現代社会は情報や刺激にあふれ、
心を外に向かわせるものばかり。
気づけばまた思考が未来やSNSへと飛んでいく…。
でも、そこで「いけない」と責める必要はありません。
ただ、「あ、心が外に行ってる」と気づき、そっと自分に戻ってくる。
この“気づきに戻る”行為そのものが、マインドフルネスの実践です。
そして実は、このマインドフルネスは、習慣化にも大きな力を発揮します。
習慣とは「続けること」よりも、
“いまこの瞬間に意識を向けることの積み重ね”なんではないでしょうか
結果にとらわれず、日々の行動そのものを丁寧に味わうことで、
自然と行動が続き、やがて習慣になります。
ある日、振り返るとそこに習慣の道ができていて、その道は、前へ前へと続きます。
さらに大切なのは、“なりたい自分”をイメージしながら、その過程を楽しむこと。ワクワク!
結果を急がず、執着せず、いまを感じながら積み上げること
私が実際の英語学習の中で気づいた「マインドフルな習慣との3つの付き合い方」を紹介します。
マインドフルな習慣との3つの付き合い方
1.「できた・できない」でなく、“いまここ”を味わう
習慣が続かないと、つい「できなかった自分」を責めてしまいます。
でも、それは本来の目的ではありません。
しかも、すでに過去のこと。そこに“いまの自分”はいません。
大切なのは、「今日はここまでできた」と、
いまこの瞬間を認めてあげること。
英語学習でも、意識が外に向き集中できず、文章がうまく書けない日があります。
そんなときは深呼吸して、
“Today, I just showed up for myself.”
今日は、ここまでやったからいいじゃん。
と自分へ声がけ、
“やらなきゃ”ではなく、“ここにいる”ことで、習慣は心地よく続いていきます。
そしてもうひとつ、マインドセットのプチ対策。
「手を洗う」という動作を取り入れてみてください。
ほんの数十秒でも、浄化されて脳も心もスッキリ。リセットされて、覚醒モードへ変わります
2. 「完璧」よりも「流れ」に乗る
マインドフルな習慣は、“がんばる”より“委ねる”こと。
決めた時間にできない日があっても、「じゃあ今日は時間を変えてみよう」と柔軟に流れを変えてみましょう。
もしかしたら、その“変化”の中に新しい発見があるかもしれません。
私も朝5時に起きられなかった日は、「夜に少し英語を聞こう」と切り替えています。
(でも、思っていたより起きれています!)
完璧を求めるほど、習慣は窮屈になります。「ねばならない」から解放されましょう。
流れの中で調整することで、心が柔らかくなり、続ける力につながります。
“I bend, I don’t break.”
私は簡単には折れませんよ。弓のようにしなやかに受け止め(弓矢を引いて引いて)柔軟に対応する。
3. 「自分を整える合図」で心を切り替える
マインドフルな習慣には、
“始まりの合図”をつくるのもいいですよ。
私の場合、英語学習を始める前に、温かいお茶を淹れ、ノートを開いて深呼吸をひとつ。
時間が取れれば、3〜5分だけマインドフルネス瞑想を行います。この短い時間でも充分。
朝の静けさの中で心がすっと整う感覚がクセになります。
それだけで、「今から学ぶ時間」に気持ちが切り替わるのです。
自分の身体や心の状態に意識を向けて
切り替えー!と身体に心に伝達、スマホが気になりだしたら、あとでねと
目の前の瞬間、瞬間に集中する。
このような小さな始まりの習慣は、脳に「ここからは大切な時間」と教えるサインになります。
集中力が上がり、心も穏やかに保てます。
“A small routine creates a peaceful rhythm.”
ちょっとしたルーティンが穏やかなリズムになる。自律神経も整いますよ。
まとめ
マインドフルな習慣とは、「続けるために頑張ること」ではなく、
自分の心と寄り添いながら流れをつくること。
完璧を求めず、いまここにいる自分を受け入れて、小さなリズムを積み重ねていく。
それが、心にも体にもやさしい“続く習慣”のつくり方です。
